発電機買取前のチェックポイント

発電機の買取をスムーズに行うためには、事前に確認しておくべきことがいくつか挙げられます。今回はその中から5つについて詳しく紹介していくので参考にしてみてください。

動作不良がないか

買取してほしい発電機があれば、まず動作不良が無いかを確認しましょう。通常通り使用できるかはもちろん、異音や発熱などの問題が起こっていないかを、じっくり確認することが大切です。動作不良の具合によっては、専門店に買い取ってもらえない可能性もあります。

ただし、動作不良があっても、人気のあるモデルやメーカーだった場合は、取引の対象となる場合があります。専門店は、各種機器のプロフェッショナルが揃っているため、メンテナンスを行って故障を直してから売却するという独自ルートを持っているからです。

実際に異常が見られていても、市場価値のある製品は高い査定額を提示してもらえた事例もあります。ただし、いくらの価格になるかは、その専門店の判断にもよるため、一概には言えません。異常があるからと言って、必ずしも取引できないというわけではないとおいことを覚えておきましょう。

年式が古すぎないか

基本的に発電機は、年式がある程度古くても買取してもらえます。一般的には、10年以内の年式であれば、中古品でも値段が付くことがほとんどです。そのため、7～8年ほど前の年式であり、使用感が見られる製品であっても、価格を付けられる可能性は十分に考えられるでしょう。

しかし、10年以上前の年式であれば、専門店からは取引が難しいと判断されやすくなります。中には20年以上前の、非常に古い年式の製品を依頼する人もいますが、この場合は製品の状態に関わらず断られてしまう可能性が高いです。基本的には年式が古すぎるものは、価値が無い物と判断されるものと考えておきましょう。

年式が10年以内か否かも、あくまでも一般的な専門店で考えられている目安の話です。どこの専門店で製品を売るかによって、判断基準が異なることを理解しておいてください。

汚れていないか

発電機を作業に使用していると、どうしても製品表面が汚れてきます。買取査定時には、このような汚れが付着していないかをチェックされるので、注意が必要です。汚れたまま査定に出してしまうと、使用感がある状態だと判断されることによって、査定額が大幅に下がってしまう恐れがあります。

ただし、汚れはお手入れによって落とせる場合があります。濡れた布で拭いた後に乾拭きを行うだけでも、見栄えは全く違うので、お手入れは行っておいて損はありません。傷だと思っていたものが、実は汚れだったというケースも非常に多いので、製品のコンディションを向上させるためにも役立ててみてください。

これらのお手入れは、あくまでも汚れがある場合に限ります。ぶつけたり落としたりしたことによる傷や凹みなどは、お手入れでどうにかできる問題ではありません。もし破損個所が見られる場合は、そのまま査定に出しましょう。自分で破損個所を無理に直そうとすると、かえって状態が悪化する可能性が非常に高いので、お手入れを行う必要はありません。

付属品があるか

付属品が揃っている状態では、同じ程度の同一製品を買取してもらうのと、査定額が大きく異なります。付属品があると、その人が発電機を丁寧に扱っていたという証明になるのはもちろん、製品が発売されていた当初のままの状態で売却できることを意味しているのです。

付属品は主に購入時にセットとされていたコードや説明書などですが、製品が入っていた箱も同様です。もし捨てずに保管されている場合は、面倒臭がらずに探し出しておきましょう。

付属品の有無は、買取価格に大きな影響を与えます。高価買取が実現しやすくなる条件でもあるので、保管した記憶がある場合は探してみてください。

専門業者を選定できているか

発電機の買取において大切なのが、専門業者の選定です。現在はさまざまな製品を買い取ってくれるサービスが存在しますが、その中でも専門的な機器に特化しているお店を選定するのがおすすめです。

このようなお店には、専門機器の知識を身に着けたスタッフが在籍しています。市場価値を踏まえた査定ができるのはもちろん、顧客への案内もスムーズに行えるノウハウを持っているため、非常に心強く感じられるでしょう。

中には機器を売却するのが初めてで、取引に不安を感じている人もいますが、そのような場合も丁寧に対応してくれます。安心感のあるサービスを受けるという意味でも、専門業者の選定はとても重要なのです。専門業者の選定は、同業他社がどのお店で製品を売っているか尋ねたり、ネットで口コミ評価を閲覧したりするのがおすすめです。